スプリット

ブラックジャックには、スプリットという特殊なアクションが用意されたゲームがあります。

スプリットは、最初に配られたカードが同じ数字のカード(ペアカード)だった場合、カードを分けることで、自分のハンド(手札)を2つにすることができるアクションです。

スプリット

カードを2つに分けると、分けられた方のカードにも最初に賭けた金額と同額がベットされますが、マルチハンドのブラックジャックでスプリットが成功すれば1回のゲームで大きな利益を手にすることができます!

スプリットのタイミング

スプリットのタイミングは、ペアになる数字によって変わってきます。
そもそも強いペアの場合、スプリットしちゃうと損するので注意が必要です。

A(エース)のペア

A(エース)のペア

A(エース)のペアの場合、迷わずスプリットを選択します。
A(エース)のペアは2か12といった数字にしかなりませんが、それぞれを独立させ10のカードを引けば、ブラックジャックを狙うことができます。
ちなみにブラックジャックでは約30.76%(4/13)の高い確率で10のカードを引くので、スプリットしてそれぞれを独立させることにより、両方のカードでブラックジャックを狙うことができます。

10や絵札(ピクチャー)のペア

10や絵札(ピクチャー)のペア

10や絵札(ピクチャー)のペアは「21」以外に負けることがない強いペアなので、スプリットを選択せずにスタンドで勝負です。

9のペア

9のペア

9のペアは合計で18になるので、そのままでも勝ちやすい数字ですが、スプリットを選択して2つに分けた後に配られる数字が10だった場合、より勝ちやすい数字になるので、ベーシックストラテジーに従って、次のカードを引くのかを決めます。

8のペア

8のペア

8のペアの場合、迷わずスプリットを選択します。
8のペアは合計数が16で、ディーラーがバストしない限り勝てない数字なので、スプリットして次に期待するのがベストです。

7のペア

7のペア

7のペアの場合、ディーラーのアップカードが8・9・10・A以外はスプリットを選択します。

6のペア

6のペア

6のペアの場合、ディーラーのアップカードが7・8・9・10・A以外はスプリットを選択します。
ディーラーの手札が2~6の場合は、バストする確率が高いのでスプリットを選択するのがベストです。

ディーラーのアップカードとバースト率
2 3 4 5 6 7 8 9 10 A
30% 38% 40% 43% 44% 26% 25% 24% 23% 17%

5のペア

5のペア

5のペアの場合、スプリットを使わずに次のカードを引きます。
5のペアの合計数は10なので、次に10を引けば20になり、強い手札で勝負できます。

4のペア

4のペア

4のペアの場合、ディーラーのアップカードが5・6以外はスプリットを選択します。
4のペアは合計して8なので、次に10を引けば18になり、比較的勝ちやすい数字になります。

3のペア

3のペア

3のペアの場合、ベーシックストラテジーに従って、次のカードを引くのかを決めます。

2のペア

2のペア

2のペアの場合、ベーシックストラテジーに従って、次のカードを引くのかを決めます。

以上、ここまで読んだあなたはブラックジャックのスプリットをほぼほぼ習得できています!

おめでとー!

これでお気に入りのキャバ嬢にスプリットを語れるね!

グッドラック!